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パプアに来てから、1年5ヶ月。
というか、この仕事を始めてから5年(位?)になる私ですが、今日生まれて初めて、ドクターにキレてしまいました!

というのも、理学療法士という仕事柄、病棟のスタッフとは切っても切れない中。
僕のことを手取り足取り教えてくれた上司から学んだことのひとつ。
それは、病棟とはケンカをするな!
です。

中でも医師はその中のトップなので、今まで日本でもパプアでも、どんなに理不尽なことがあっても耐えてきたのですが、溜まりに溜まったものが、今日破裂してしまいました。

お相手は、どうしようもない外科のドクター。
50歳過ぎの老人(日本とは違いパプアでは相当高齢です)で、奴は、いつも酒ばかり飲んで仕事をしません。

患者を診るのもやっつけ仕事なので、自分がわからない患者はそのまま放置。
患者が良くならないと、理学療法士に仕事を振って自分はノータッチ。
整復されていない骨折患者や、ヘルニア(腸の方ですよ)患者を突然振ってきたりします。
午後は毎日ホテルのバーで酒浸り。
たまに来たかと思うと、同僚のナースやHEOを口説き(彼はすでに3人ワイフがいます)、思いつくとCEOやDMS(彼の上司)の悪口や風紀の乱れをわめき立てます(全く持っておまえが言うなです!)。

まぁこのままだと悪口で紙幅が尽きてしまうのでこのくらいにしてきますが、とにかくポポンデッタ病院の中でもおそらく最もたちが悪い一人と言っても良いでしょう。

その彼と一悶着あったのは、今日の朝。
彼の担当の外科の病棟は、月・水・金が回診の日になっていて、回診があるときにはできるだけ参加するようにしています。

できるだけ。というのは、外科の回診がいつ始まるのかわからないことで、回診は奴が出勤したときから始まります。
一応毎日8時10分に外科を訪問して確認している訳ですが、ほとんどの場合誰もいません。
まぁ時間ににルーズなパプアなので、仕方がないですが、少なくともここ2ヶ月は僕の方が奴より来るのが早かったわけです。

今日も8時10分に訪問。
すると、外科の病棟から奴が歩いてきます。
どうやら、今日はやたら早く始まったようで、僕の方が遅かったみたいです。

参加できなかったことをわびると、開口一番、なんで遅れてきた!
です。
しかも、今後回診に参加できないなら、患者のレクエストレター(基本的にはドクターからの要請を受けてリハビリを開始します)は二度と書いてやらない!
とのこと。

プチッと来ました。
ここ2ヶ月さんざん回診に遅く来ておいて、その言いぐさ。
レターがなくても、大変だろうなと思って、あまり強く要求してこなかったのにも関わらずその態度!

いままで積もり積もった怒り(上記参照)が爆発しました!
ピジン語で。

さんざん互いに騒いだ後分かれたわけですが、たぶんあいつの耳には全く話が入ってきていません。
まぁ話のなかで、病棟から連絡がなければ回診には来ない(前から言いたかったことでもあります)。
と言うことを伝え、レターもすでに書いてあるので、もしも連絡がなければ、しばらくは僕が外科病棟に来ることはないかもです。

しかし、腹立つわー。

あとから、なだめてくれた外科ナースが言うには、回診時にはナースもいなかったので、その怒りが俺に向いたのではないかとのこと。
子供か!!
Lukim yu gen

ちなみに、今日奴は、外来患者もほとんど診ないで、選挙の催し物を見に行き、10時半で仕事を終わらせ、その後病院には顔を出しませんでした。
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唐突ですが、私のオフィス。最近ずいぶんと騒がしくなっています。
というのも、先週の水曜日からポリスの健康診断を行っているため。

ポリスといっても、ただの警官ではなく、警察のアシスタント。
各ビレッジに一人ずついる、警官のような人たちが大量に集まり、健康診断がまだかまだかと待っているわけです。

ポポンデッタの警察署にいる警察なら(まだ)いいのですが、普段はビレッジにいる彼ら。人によってはピジン語も英語もしゃべれず、文明というものを全く理解できていない様子が多々見られます。

先週の水曜日から待っていて未だに終わらないので、いらだつ気持ちもわからないでもないですが、待っている間に、ケンカをする。騒ぐ。
と、まるで身体がでかい幼稚園児が大量に押し寄せているような感じです。

それだけでもかなりのストレス(奴らは僕らのオフィスの目の前に列を作っています)なのですが、先日許しがたいことがありました。

それは、トイレの使用方法について。
私たちのオフィスは、おおざっぱに言って、オフィス、倉庫、トイレの3カ所に分けられます。
オフィスは、まぁ常に戸が開いているので、すぐにわかります(でも、たまに間違って入ってくる)。
なので、問題は、トイレと、倉庫のドア。

これらのドア。
見かけはほとんど同じなので、初めて来た人はどちらかわからないのは、仕方がないこと。
なので、これらのドアには張り紙が張ってあります。
左のドア→TOIRET
右のドア→STOREROOM
皆さんはおわかりですね。
右のドアは仮になんだかわからなくても、左は一目瞭然。
まともな神経を持っている人ならば、検尿カップを持って、左のドアを開けるでしょう。

しかし、彼らには常識は通じません。
10名に1人は右のドアを開けます。
しかも、事前にトイレは左だと伝えてあるのに・・

これは、文化の壁なのでしょうか。それとも・・
昔はやった某名著を思い出してしまします。

ここまで聞いたあなた。
もしかしたら、「これだけ?」と思ってないですか?
当然「これだけ?」じゃ終わりません。
彼らは僕の想像の範囲外のことをしでかしました。
皆さんは彼らが想像できますか?

答え:倉庫で検尿を行った。

です。
当然のことながら、倉庫には便器はなく、物品等々が納められています。
彼らの一人。いや、彼については奴といわせてください!
奴は、(汚い話ですが)倉庫で検尿を行ったあげく、近くにおいてあった掃除用のボウルに出したものを放置していったんです!

どうです!?
これは怒ってもいいんじゃないでしょうか?

先に気づいたLucasが怒鳴っても何のその、その馬鹿者は平然と外へと去って行きました。
現場をそのままにして・・

パプアに来てから1年5ヶ月。
そろそろ慣れただろう。と思いつつも、時折考えられないような離れ業を見せてくれるパプア。
パプアの奥地には、まだまだ僕の知らない未開の土地があるということを強く感じた日でした。
Lukim yu gen




運命の分かれ道のドア。そんなに難しいんでしょうか・・
突然ですが、パプアの主食はなんでしょうか?
この間もたまたまコンコンタロの話題があったので、記憶にも新しいかもしれませんが、やはり有名なのは、タロとヤム。
日本でいう里芋とヤマイモですね。

それに、ピジン語でカウカウと呼ばれる、サツマイモ。その他クムと呼ばれる草が並びます。

そして、それらに並ぶ。というよりも、地域によってはタロよりも食べられているのが、サゴ(ピジン語でサクサク)です。

サゴ。普通に日本で生活していたら、あまり聞く機会がないですよね。
うちの両親のように、機会があればパプアのテレビを見ているかなり希少な家庭であれば、見たこともあるかもしれませんが、サゴとは、サゴヤシという木の髄から取ったでんぷんのこと。

木を切り倒し、その木の中心部を削り、それをさらに水で濾して乾燥させたものがそれ。

ちょっと言葉で説明するのは、難しいですね。
もし時間があったら、YouTubeなどで調べてみると、よくわかるかもしれません。
食欲がなくなること間違いないですが笑

まぁ味は、くせのある小麦粉をイメージすると良いのではないでしょうか。
それを焼いたり、ゆでたり(若干餅のようになります)、揚げたりして食べます。

個人的には、そんなに好きではないんですが、唯一例外としては、バナナと混ぜて揚げたモノは美味!
友人曰く、人によっても微妙に味が違うそうで、おいしいサゴに当たったときはなかなかうれしい気持ちになります。

このサゴ。最初に書いたように、地域によって食べられる頻度がずいぶん異なるようで、川辺近くの地域ではほぼ毎日。
僕の任地近くでは、お祝いごとの時にしか食べられないと、ずいぶんな地域差があります。

ざっくりとした分類では、セピック川流域(裸族が未だに住んでいる)や、マダン周辺では食べられることが多いそうです。
もしも、パプアに来る機会があれば、是非おためしあれ。
Lukim yu gen




精製してきれいにしたデンプンを練って作ります。



RIMG0088_20120520191136.jpg
焼いて作る場合はこんな感じ。外側は糊化してますが、中側はモサモサ。くず粉を
そのまま食べているような感じです。


ちなみに、全然興味ない人が多いと思いますが、非常にレアなサゴの栄養価について書いておきます。
なんでも、ほとんどエネルギーと糖質ですが、鉄とマンガン、アルミニウム(それぞれ100mg中3.0〜5.9、1.8〜2.8、1.7〜2.7)が比較的多く含まれているのだそうです。
ちょっとググっても簡単に出てこなかったので、知りたいなと思うレアな誰かのために、載せておきます。
作成に使用する水の影響も考えられるので、注意。

参考文献:パプアニューギニアの食生活 鈴木継美著 中公新書出版1991年
とは、僕のカウンターパート(同僚)のナショナルスタッフです。
最近は僕のブログに出てくることも少なくなっていたわけですが、最近ようやく彼女とうまくやれるようになってきたから。というのが、その理由。

以前はさっぱり仕事に来なかった彼女ですが、最近は午前・午後ともにほとんど出勤。9時に出勤し、11時半に家に戻り、2時に出勤し、3時に帰宅という社長出勤ではありますが、毎日来るようになった彼女。

最近は、ケンカすることも少なくなり、一緒に患者を診ることも多くなってきたわけです。

そんなある日のこと。
僕がオフィスで仕事をしていると、エルシーが、僕に声をかけます。

「マサキ(私の名前)、マサキ!私有名人になった!」(もちろん英語)

なんのこっちゃと思って、彼女のオフィスに向かうと、いつも通り就業時間内に携帯をいじっています。

またなにか携帯のメールか何かで、おもしろい物でもあったのかなと思い、彼女の携帯を覗いてみると、なんだか見慣れたページ。

よく見ると、昔にアップした僕のブログじゃあないですか!

なんでも聞くと、暇つぶしに自分の名前をGoogleで検索してみたところ、自分の写真を発見したとのこと。

まぁなんということもない、みんなでの集合写真なわけですが、思いがけず自分の写真が出てきたので、とても喜んでいたわけです。

僕のブログなのでもちろん日本語。
エルシーがなんて書いてあるのか聞くと、エルシーがポポンデッタで一緒に働くことになったことを、紹介しているんだよーと、説明。

それはそれで終わったんですが、恐るべきは、インターネットの恐ろしさです。
ネットは世界中につながっている。というのは、まぁありふれた感想な訳ですが、まさか携帯で、日本語のページを見ることができるとは・・。

考えれば当たり前なんですが、結構驚きました。
もちろん携帯なので、文章はよく読めないし、翻訳もできないのですが、もし翻訳できていたなら大変。

このブログでは大分押さえているつもりなのですが、私の文章、毒が込められている場合がたぶんにあるので、注意が必要かも・・
ちょっと、日本人らしい繊細さを思い出す(元々なかったかもですが)必要があるもしれません。
Lukim yu gen

もし時間があれば、エルシーが来た日のブログを見てみると、おもしろいかも笑
なんだかんだ2ヶ月程度も経ってしまいましたが、実は最近、ポポンデッタに新しいスーパーがオープンしました!

パプアでは珍しい2階建て!(というか、僕の知る限り、2階建てのスーパーはマダンでしか見たことがありません)無数の陳列棚には様々な食品が並び、今までポポンデッタでは1店でしか売っていなかった白物家電が売っているという豪華ぶり。

住民が口をそろえて「小さくてつまらない町だ」というポポンデッタですが、この間開通したDisicel3Gと、このスーパーを見ると、ポポンデッタが少しずつ発展しているのを感じます。

まぁ売っている食材のほとんどは、ほかの店と同じだし、値段もほかの店と比べて割高ではあるんですが、この店では、今までポポンデッタでは買うことのできなかったありがたい食材が手に入ります。

この食材なんだと思いますか?
答えはベーコン。今までベーコンもハムも手に入らなかった我が任地ですが、冷凍ベーコンが手に入ることによって、スープやらパスタの幅が格段に広がりました!

今までは作ることのできなかった、ベーコンエッグも作ることが可能!
というわけで、今まで肉といえばコンビーフを飽くこともなく食べていた訳ですが、最近は肉といえばベーコンに様変わりした最近の僕の食生活です。
Lukim yu gen




スーパーで買ったゴザを敷き、快適担った我が家。


RIMG0046_20120513193817.jpg
Wing Hay(スーパーの名前)の周り。常に込んでいます。



RIMG0049.jpg
ちょっと関係ないですが、パプアで売っているコーラ。手つかずなのに、半分しか入っていません(笑)


とはなんぞや?という話だと思いますが、これは、パプアで食されているイモの一つです。

なんとなく、南太平洋の主食と聞くと、タロイモだとか、ヤムイモ(地理で昔勉強したはず。覚えてますか?)のイメージが強いと思いますが、これは、そんな南太平洋の主食の一つ。

タロと名前がついていても、一つの苗から大量にとれるらしく、しかも育てやすいとのことで、パプアでは人気の作物らしいです。
いままで、僕がマーケットで買うローカルの食物は、ほとんどタロが中心だったのですが、最近友達がきて料理を作ってくれるようになったので、結構このコンコン・タロを食べる機会が多かったわけです。

ここまでが導入。さて、最近身近になりつつあったコンコン・タロですが、前から、英名はなんなのだろうと、疑問に思っていたわけです。
まぁ真剣に探していたわけじゃないので、ずいぶん時間がたってからなのですが、たまたまパプアの本を読んでいると、コンコン・タロの記述が!

なんでも、その本曰く、コンコン・タロはChinese Taro(チャイニーズタロ)というらしいです。
コンコンというのはピジン語で中国人(蔑称)のことなので、意外とそのままの名前でした。

暇つぶしに、日本名はあるのかなと、Wikipediaを調べてみたのですが、なんと日本名も出てきました!

なになに、島クワズイモ。

??クワズイモ?

島がつくということは、おそらく沖縄あたりでとれるということなんでしょうが、クワズイモという名前。どう考えても怪しいです。
食わない〜とついているのに、食用?
怪訝に思ったので、詳しく調べてみると、衝撃の事実が!

なんと、この島クワズイモ。しっかり毒草になっていました。なんでも、食べると口の中がしびれて、かゆみや痛みが起こるとのこと。

食べるのはもちろん、触るのもよした方がいいとのお触れ付き。
パプアでは、日常的に常識では考えられないことがたくさん起きますが、これは最近一番驚いたことの一つです。

日本では毒草に指定されているイモを栽培し、食用とするパプア人。
彼らの力強さを改めて感じた僕です。
Lukim yu gen

ちなみに、このコンコン・タロに含まれている毒は、タロイモや里芋(本当!)に含まれている物と同じで、かゆみを起こすのが主なので、生だと毒ですが、加熱すれば大丈夫なのかも。
僕の推測なので、根拠はないです(笑)




コンコン・タロの図。沖縄出身の隊員に聞いたところ、食べたことはないそうです。
アリっているよなぁ・・・ちっぽけらな虫けらのアリじゃよ!(とあるオマージュ)。
と、分かる人だけわかる導入がさておき、今日はパプアのアリについて書こうかなと思います。

アリ。この昆虫の名前を聞いて、みなさんはどんなイメージを持ちますか?
多分働き者。だとか、社会的。だとか、小さくて弱そう。だとかが大多数なのではないでしょうか。

ちなみに、パプアに来てからの僕のイメージは、「凶暴!」です。
というのも、我が家には数多くの種類(ほとんど名前はわかりません)が住んでいますが、その中には取り分けて凶暴な種類がいるからです。

その名前は、ツムギアリ。
赤くて大きい(3mm位)アリで、手頃な木を見つけると、葉っぱを丸めて、木の上に巣を作ります。食料は調べても書いてなかったのでわかりませんが、おそらく果実。
我が家のグアバの樹に、大量に巣食っています。

食料は果物(というか糖分)なら、あんまり問題にならない気もしますが、なんといってもこいつの特徴はものすごく攻撃性が強いこと。

僕の中のアリのイメージは、蟻の大群にちょっといたずらすると、それこそ文字通りアリの子を散らすように逃げ惑うと思うのですが、こいつらは違う。

行動範囲内に人間が入り込むと、容赦なく大群で襲いかかってきます!!

もちろん、噛まれた所で万物の霊長をどうする力もないのですが、これが結構痛い。程度としては、突然爪と爪の間で挟んだくらいでしょうか。それがたくさん!

間違ってヤツらのテリトリーに入ると突然襲われることがあるので、座るところを探すのにも、結構注意が必要なのです。

ちなみにヤツら。天敵(果物の木に忍び寄る大量の子供)がいないのをいいことに、増えに増え、最近は僕んちのゲートの入り口までテリトリーと化しています。

なので、ゲートの開閉は戦々恐々。
ヤツらを刺激しないように、時には攻撃を受ける前に素早くドア前のチェーンを閉めたりしている今日この頃です。

ちなみにやつら、東南アジアやパプアの一部では食用だとのこと。

レモンの香りがするので、レモンティーの代わりにお茶に入れることがある(From Wikipedia)とかなんとか書いていましたが、さんざんそのあたりでレモンがとれるパプアで代用品が必要なのだろうか?
そんな、素朴な疑問を持ってしまう、私の同居人でした。
Lukim yu gen




この写真を見ても大きいとは思えないかもですが、日本のアリより相当大きいです。



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私の家のゲート。チェーンの周りをツムギアリが闊歩しています。

 

プロフィール

イトウくん

Author:イトウくん
青年海外協力隊で、パプアニューギニアに派遣中のイトウです。
たまにぼちぼち更新してます。自他共に認める筆不精ですが、好意的なコメントは常時募集中。また、厳しいご指摘も、テレパシーで受け付けております。

 
 
 
 
 
 

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