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諸事情があって、しばらくブログ休みますね。
体調がわるいわけじゃないし、気が滅入ってるわけでもないので、ご安心を。
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 事後報告になってしまいますが、実は昨日ようやく引越しできました!
 1ヶ月のホテル生活・・結構長かったですが、ようやく自分の家が持てたので、本格活動開始といったところです。
 当たり前の事ですが、昨日から自炊も開始です。
ホテルの料理は美味しくないといったわけではなかったんですが、毎日イモとバナナ(フルーツバナナではない)を食べていたのと、時折日本じゃ考えられない様な硬さの肉を食べていたので、かなり美味しかったです(自分でいうのはあれですが)。
特に醤油はやっぱり最高ですね。改めて自分が日本人だなぁと思いました。
しかし、引越しにつきものなのは掃除です。特に引越し先の家は工事がまだ途中なのと、節々でいままで掃除された形跡がないことで、掃除は難航しています。
あと新居には強敵が潜んでいます。改めて書くとたいしたことはないんですが、アリの大群です。
そう、アリが大量に住んでいるんです。この家には。
特にキッチン周辺はひどくて、本当に数えきれない位います。昨日は、買い物で買っておいたお米と砂糖をやられました。間違いなく穴がないことを確認して買ったんですが、奴らは袋に穴をあけてそこから侵入してくるんです。
袋が弱いのか奴らが強いのか分かりませんが、手ごわいことは間違いありません。
ひとつ侵入経路を塞ぐと別なところから大量に出てくるので、戦いはまだまだ続くでしょうね。
今日ほどアリの巣コロリが欲しいと思ったことはないです。
しかし、今日は疲れました。ずっと働き詰めだったので。
今日はそろそろ寝ることにします・・。
Lukim yu gen




RIMG0109.jpg
初日に作った肉なし野菜炒め。ちなみに今日は適当に作ったパスタです




マイルーム。他にも部屋はありますが、この部屋が一番頑丈なので、とりあえず寝室にしてます
 といっても僕がじゃないですが。
今日の晩ご飯を食べながら、いつもどおり他のゲストといろいろ雑談をしていたんですが、そのなかのひとりが、昨日の深夜に妙なことがあったそうです。
なんでも昨日の夜いつもどおり寝ていたら夜中の3時にノックをする音が聞こえたそうです。誰だろうと思って部屋から出てみたら誰もいない。誰か部外者が入ってきたのかと思って周囲を見てみたら、セキュリティーも寝ている(それは別な意味で怖いですが・・)。なんだか怖くなったので、電気とテレビを付けっぱなしで寝た・・というまぁありがちな話だったんですが、面白いのはそれが起きたのが昨日の夜だということ。
そうです。昨日の夜は日本兵の慰霊のために来てくれた日本人の方がたくさん泊まっていた日なんです。
詳しくは聞いてはいませんでしたが、日本軍の基地があったブナやサンナンダへ行かれたらしいので、その時に旧日本兵の英霊が付いて来たのでしょうか・・
いつも陽気なおっちゃんが、その時に限ってシリアスな表情をしていると、若干の信憑性が増すような気がします。
知らない人も多いと思いかもしれませんが、僕のいるオロ州は戦時中日本軍の基地があった場所で、様々な場所にメモリアルパークがあります。僕も一度基地のあったゴナへ行ったことがあるのですが、なんとなく寂しい雰囲気があるところで、行くまでは「海で泳げたらいいな!」とずいぶん軽い気持ちでいたのですが、なんとなくしんみりとした気分になったのを覚えています。
戦時中に、死んでも帰れぬニューギニアと言われたパプアですが、やはり現地の人も日本兵の幽霊を見ることがあるそうです。
とある本によると、現地の人が日本兵の幽霊を見ることがあるというので、その時の話を聞いてみると、日本兵の幽霊が、「ガンバレ、シカリシロ」と言っていたそうです。もちろんその話をしていたのは現地の人なので日本語を知ってるはずはないのですが・・。
 以前から思っていたことですが、自分の任地がこのような土地になったというのは何かの縁だと思うので、時折慰霊のために周囲の基地などにお参りに行くのも大事な仕事なんじゃないかなと思っています。
今日はなんだかそのことを改めて感じた一日でした。
Lukim yu gen


RIMG0085.jpg
ポポンデッタ(私の任地)にあるオーストラリアによるメモリアルパーク




日本軍の対空砲(でしょうか?)らしいです。同じくポポンデッタにあります


 実は今日、OROゲストハウスに日本人がたくさん来ました。なんでも慰霊のために来られたようですが、久しぶりに日本語をたくさん聞くと妙な気分になりますね。すでに僕自身だいぶパプアナイズされているんでしょうか・・。
 パプアナイズと言えば今日日本の人を見ていたら、若干カルチャーショックのようなものを受けました。
 まず、夕食は7時からの予定なので7時に食堂へ向かったんですが、日本人の人たちはみんなテーブルに座っているんです!
まぁ多分当たり前の事なんですが、パプアに来てからみんなが一同に揃うなんてことはまずないことなので若干驚きました。
あと、これは本当になぜなのかすぐに分からなかったんですが、他のゲストにはミネラルウォーターのサービスはないのに、日本人だけミネラルウォーターを飲んでいるんです。
今となっては当たり前なんですが、日本人は海外でミネラルウォーター以外飲んじゃいけないんですよね。
僕は、今じゃ水道水だろうが雨水だろうが構わず飲んでいるので、なんで冷蔵庫に入ってる水があるのにその水を飲まないのかが、本当にすぐに分かんなかったんです。
これはもはや逆カルチャーショックですよね。自分のことながら結構驚きました。まさかここまで感覚が変化しているとは・・。
僕は集団に溶け込むのが苦手なんですが、適応能力は意外と高いのかもです。

ちなみに余談ですが、もしかしたら今週末から来週にかけて、病院内の家に移れるかもしれません。
 予定は未定なのでよくわかりませんが、もしあなたに余裕があれば、僕が引越しできることを祈ってもらえると幸いです。





夜のOROゲストハウス。いつもはひとつしかないテーブルが、今日は超満員です。若干キャパシティーをオーバーしている気が・・めっちゃ料理遅れるし
突然ですが、実は先週末から今週にかけてずっと会議が続いていて、僕もそれに参加していたりします。
何の会議かというと、ここ5年辺りの予算と目標を決めるための会議で、首都からもお偉いさん(役職は知りません)が来ていたり、かなり大規模な会議です。僕も一応唯一の理学療法部門の担当者なので、末席に座っているわけです。
 会議の方法なんですが、やっぱり日本とはかなり違います。まず1時間おき位にティータイムがあって、休憩が結構多いです。あと、会議の始まりと終わりには必ずお祈りの時間があるのが、最初は驚きでした。日本では絶対無い光景ですよね。
 ともあれ、一番違うなと思ったのは議論の進め方です。日本と違って、みんなそれぞれ意見を言うのは結構なことだと思いますが、全くまとまる様子がありません。ひとつ何か決めるとなると議論が続き、休みも取らず2時間位かかることもあります。
日本だと、もうこのくらいでいいかなといった空気が流れることがあると思いますが、この会議にはそれはありません。いつまでも持論を戦わせるそのエネルギーには脱帽するばかりです。
 まぁ休みをとると、いつの間にか院長が決めてしまっていて、その時にはなぜか反論はないんですが。
 とまぁそんな感じで、今日も会議で一日が過ぎていきました。しかし、しばらくブログを書いていなかったんですが、現状はどうかというとほとんど変わっていません。
いまだにホテル暮らしですし、リハビリ用品の購入するためのカタログも届く気配はありません。
そうそう1つだけ変化があります。なんと、リハビリ室(予定)の改装が始まって、ペンキが塗られました!
血痕だらけの暗い部屋から、明るい青に変身。ずいぶん雰囲気が明るくなって、かなりいい感じです。要望書とは若干違うんですがまぁいいでしょう。
とまぁここ数日の近況でした。






会議室。ちなみに会議に使うポスターは、ブルーなんとかというガムのようなもので付けられています。ちなみに友人の放射線技師は、これを使ってヘビを作るのに集中していました(会議中)
東北関東大震災が起きてから1週間が過ぎましたが、震災の傷跡は消えるわけもなく、未だ多くの人が苦しい生活を強いられています。
 僕は、ここ1週間できるだけニュースは見ていて、今海外で自分は何をしているんだろうとか、何をするべきだろうとかいろいろ考えていました。
 でも結局考えても仕方ないですよね。
 自分が何か考えてみたところで何も変わんないし、やらなきゃいけないことは目の前に山のようにあります。
 僕にできるのは、せいぜい雀の涙程の募金と、今の仕事を精一杯やることだけ。
 だから、今まで通りブログを書いて、今まで通り仕事を続けて行こうと思います。
 これからも詮無いことを綴ったブログが続いていくと思いますが、たまの休みに少しばかりの娯楽になれれば幸いです。
 最後に、被災者の方の生活が少しでも楽になることを祈っています。
 パプアで今回の地震のニュースを見ました。
 もちろんニュースは英語で、僕のリスニングでは全貌を捉える事は難しいですが、規模がとてつもなく大きいことはわかります。
 僕の母校がある栃木でも、校舎にかなりの被害が出ているようです。
 このブログを見ているみなさんは大丈夫でしたか?
 怪我はありませんか?
 ただニュースに耳を傾けていることしかできない僕ですが、みなさんの無事を祈っています。
 知ってる人は知っている。多分ほとんどの人が知らないパプアの郷土料理。それがムームーです。
 昔じいちゃんが持っていた本に、○人の蒸し焼き料理(差別っぽいので伏せます)と書いていましたが、その時はまさか自分が食うことになるとは思いもしませんでした。
 ともあれ、ムームーとはつまり地面に穴を掘って、焼いて熱した石を詰めてバナナの皮を敷いた後に、タロイモやらバナナやらクームー(パプアでは緑色の草のことをなんでもクームーと言う。野菜の代わり)やらニワトリさんやらブタさんを詰め込んで蒸したものです。
 文章に書くだけだとあらこれだけ?といった感じですが、実際にやると重労働です。なにせろくに道具もないので、熱した石ころを運ぶのはただの割れ目をつけた棒切れですし、もちろんニワトリもブタもいきいき生きてます。なので、ニワトリさんもブタさんも○すところから始めないといけません。
日常生活で慣れたパプアの人たちはともかく、日本でひ弱に育った僕としては、結構過酷な通過課程です。
話がそれましたが、これがムームーです。これは結構めでたいことがあった時のハレの日の食べ物なので、家族一同などみんなで囲って食べます。
食べ方としては、クームーとムームー化された肉などを一緒に口の中に放りこみ、生姜を少々かじります。
そうそう、塩を忘れちゃいけません。
塩をかけないと味はクームーの青臭さと脂っぽいブタの肉の味しかしないので、口の中が大変なことになるのでご注意を・・。

ところで、なぜ突然ムームーについて書いたかというと、この間病院でたまたま作ったものを食べたからです。
パプアの習慣で、信頼関係の維持のために、時折贈り物を交互に贈りあうという文化があるんですが、今回はポポンデッタ病院とどこか(聞き取れませんでした)が贈り物を交換したとのこと。
というわけで、たまたまムームーにありつけたというわけです。
 贈り物の交換に歌ったり演説しながら約2時間。時間がなくなったので、ムームーの調理は次の日に多分3時間。そのあと食べるのに1時間。
もちろん儀式をするのも調理するのも食べるのもスタッフなので、その2日間は取り残されたスタッフ以外はかなりの数が参加していました。もちろん病院機能もマヒしてますが、誰一人気にする人はいません。
きっとこれがPNGスタイルなんでしょうね。
その日はみんなゆっくりマロロ(お休み)を取って、ブアイを食べていました。





これは在りし日の僕。棒切れで石を運んでいます。ちなみに今は坊主



RIMG0043.jpg
竹で作った建物にタロイモなどの食べ物を吊るしてます。なんだか楽しい雰囲気



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交換相手へのプレゼント。タロイモとバナナが山のようになっていて、側にブタが鎮座してます



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取ってくれと頼まれた写真。こんな感じでみんなで食べます


そうここが僕の職場です。
 ジェネラルホスピタルといっても、規模は100床未満で、診療科も、内科と外科と小児科と産婦人科しかありません。
 それでも来た患者はすべて診ることになるので、外科は整形外科を兼任していて、内科は手術が必要なさそうな患者はすべて診ることになります。
 日本じゃ考えられないですよね。だから、診察がある日は毎日超満員です。
 部署としては、あとオフィスとファーマシーとカーペンターとX-rayがあります。
 オフィスはオフィスなので、言うまでもないですが、ファーマシーも辞書で調べると多分薬局になります。
でも、ファーマシーの場合は、管財課も含めているので、薬局のパワーアップバージョンと考えたほうがいいかもです。
 カーペンターは大工ですね。病院に大工と聞くと変に聞こえるかもしれませんが、パプアの病院には大体カーペンターがいるとのこと。病院の改装や、物品の修理とかをしてくれるありがたい存在です。早く家を直してくれると、よりありがたいんですが・・
 X-rayは放射線科です。でもなぜX-rayかというと、X線しかないからです。
そう、X線しかないんです。
両親に話したら「こないだまで日本もそうだったじゃん」と言ってましたが、造影CTにすっかり慣れた僕にとっては、衝撃的でした。
だってCTがなければ脳のどこが障害部位かが見えないんです。出来る検査で診察はしているんですが、昔のお医者さんが検査機器もろくにないのに、診察していたことを考えると頭が下がります。
ちなみに、骨折しているであろうといった患者さんでも、たまにX線がない場合があるので、その場合視診と触診です(笑)
ちょいと専門的な話になりましたが、大体これがポポンデッタジェネラルホスピタルの全容でしょうか。ちなみにOro州の基幹病院であり、唯一の病院です。
あとはすべてヘルスセンターで、簡単な治療を行うところなのですが、こっちについては、来週辺り泊りがけで遠出するらしいので、そのときにでも書きますね。
ではまた。ちなみに、いまだホテル暮らしです・・
Lukim yu gen





病院の看板より。結構間違ってます



RIMG0051.jpg
病院内のメインロード



RIMG0053.jpg
書き忘れましたが、パプアの病院はほとんど平屋です。というか2階建てはまだ見たことがないです



RIMG0054.jpg
同じく通路。手術室の近くです
 相変わらず家もなくリハビリ室もなく、毎日単調に暮らしているので、最近取り分けて書くことがなくて困ってます。
 そこで、今回はパプアの変だなぁと思うところを、僕目線で紹介していこうかと思います。
 記念すべき第1回目は電話線の固定です。普通電話を家なりスタッフルームに置くとしたら、壁側に置いて、電話線を隠しますよね。
 しかしPNG(パプアニューギニアの略)は違います。まずは、写真を御覧ください。









そうです。電話線が上から出てきています。
しかも、天井を伝うようにして、上から下ろしてるんです。これはなかなか日本ではお目にかからないんじゃないでしょうか。
一応「1回下におろして、床を這わしたほうがいいんじゃない?」と言ってみたんですが、それだと、足に引っかかるので良くないとのこと。
上から垂らした場合見栄えが悪いのと、たまに頭に引っかかりそうになるのは、別にいいらしいです。
まぁどちらがいいとかじゃなくて、お国柄の違いなんでしょうけど、結構面白かったので、紹介しました。
ちなみにパプアは、JICAが派遣されているどの国とも違うらしいです。例えば、泥棒が家に忍び込むときに、普通の国ならドアを破壊するところを、PNGでは壁を破壊することがあるらしいです。
パプアには「なんでそうなの?」みたいな疑問が溢れています。僕自身大分慣れてきてるところがあるので、ここのコーナーでは、疑問ができるだけ新鮮なうちに更新したいなぁと思います。


今回が最後になるかもですが(笑)
 

プロフィール

イトウくん

Author:イトウくん
青年海外協力隊で、パプアニューギニアに派遣中のイトウです。
たまにぼちぼち更新してます。自他共に認める筆不精ですが、好意的なコメントは常時募集中。また、厳しいご指摘も、テレパシーで受け付けております。

 
 
 
 
 
 

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