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本日、長いこと苦楽を共にした友人の一人が天に召されました。
それは、Fujitsuのノートパソコン。
長いこと。というのは、あくまで気分の問題で、このパソコンを買ったのは、1年前の正月。つまり、僕がパプアに来る直前になります。

パプアに来てから1年6ヶ月になるので、1年半で壊れたことになります。

たった1年半で壊れたと聞くと、大分壊れやすいパソコンだなと思われるかもですが、パプアでは(少なくとも隊員間では)珍しいことではありません。

というのも、電源事情が深刻なパプアニューギニア。
停電は日常茶飯事ですし、電気の送電も一定ではないので、電化製品にはとても良くない環境だとのこと。
特に停電が終わって電気が流れる時には、さらに不安定になるそうなので、いかに日本製品とはいえど、容易に壊れてしまうのです。

という事前情報を、訪パする前からつかんでいたし、このパソコンも当然壊れるもの。として捉えていたので、突然の故障にもそんなに悲壮感はないのですが、問題があるとすれば、映画を見るときに若干見にくいかもしれないということ。

というのも、今使っているメインマシンがMacbook airの11インチなので、書類を打つのは問題ないとしても、この小さな画面で映画を見るのはちょっと・・

まぁ任期も残り少しなので、少し不自由をしろということかもしれませんね。
暇なときに読むはずだった、溜まりに溜まった参考書を片付けるいいチャンスだと思うことにします。
Lukim・・・

と、本当なら、「いやいやちょっと困ったね」で、終わりたいところだったのですが、現在進行形でもっとやっかいな問題にぶつかってしまいました。

それは、いつも仕事用に使っていた外付けハードが起動不能になったこと。

それほど重要度が高いデータが入っていたとも思わないのですが、今まで書いたレポートだとか、レター。
今までこつこつ書いていた、業務日誌がすべてパー。

しかも、ハードディスクに異音がするので調べてみると、こっちもほぼ完全にご臨終のようです。
このハードディスクのバックアップを取っていたのが、件のパソコンだったので、データをサルベージするのはずいぶんと骨が折れそうな予感・・。

いやぁ、こういろいろと問題が続くと、元来脳天気な自分も若干落ち込んできますね。

厄年でも大殺会(古い?)でもなかったはずですが、今年に入ってから、足にできものができて苦しんだり、インドネシア行きの旅行をキャンセルしたり、機械の故障が続いたりすると、自分の生活態度がまずいのではないかとか、お祓いをした方がいいのではないかとか、詮無いことを考えてしまいます。

ちなみに、日本なら困ったときの神頼みで、神社などに行けばいいような気がするのですが、パプアではどこに頼めばいいのでしょうか?

ジーザスクライスは何か違う気がしますし、パプアの精霊というのもなんだか・・

個人的には、パプアの精霊に何かお願い事をすると、割に合わない返礼を払わないといけない気がするのは、パプアニューギニアが、「未だに妖怪が住んでいる地域」(水木しげる談)だからなのでしょうか(笑)
Lukim yu gen



パソコンが壊れたのは、電源つなぎっぱなし(途上国では絶対のタブーです)が原因らしいので自己責任ですが、外付けハードも壊れたのはなぜ!?
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先週ずいぶんとひさしぶりにですが、訪問リハに行ってきました。

訪問リハというと、患者の家を訪問するわけですが、日本と違いパプアでは結構な大仕事。

比較的近いビレッジでも、目的の患者や他の患者(パプアでは家にこもっていて、なかなか病院まで出てこないケースが多いのです)を見たり、伝染病の教育などをしていると一日がかりになってしまうことが多いのですが、今回訪問したビレッジは、僻地中の僻地。

コニニナというビレッジなのですが、現地人曰く、
Bush strat!(超ジャングルの中だぜ)
とのこと。

皆々口をそろえてLong we(遠い)と言われていたので、一応覚悟はしていたのですが、その道中。
想像を絶したものになってしまいました。

ちなみに、訪問リハに行くとき必ず持つ荷物があるのですが、
ライト(暗くなった時用)
虫除けスプレー
携帯食(ビスケット)
クロックスのサンダル
などは必携です。
特にクロックスのサンダルは、車で行けるビレッジの中でも、川を歩いて渡る機会が多いので重宝していたのですが・・

今回はそれが裏目に出ました。

今回も訪問リハにはルーカス帯同。
村の名前はわかっても、正確な住居がわかるわけではないので、道中ルーカスが村人に名前を聞きながら向かいます。

何でも聞くと、シーアイという村までは車で行けるのですが、その後は歩きとのこと。
歩きだけならいいのですが、なんでも大きな川(当然ワニもいます)を2つ渡り、その後3つほど村を抜けるとコニニナにつくそうです。

この時点で大分危険な予感はしたのですが、今日訪問しなければ二度と訪れない予感を強く感じるので、いざ出発しました。

まずは川。


この川クムシリバーと言って、オロ州の中でも有数の大きな川で、当然歩いては渡れません。
ルーカスが、バナナを切り倒して、それをフロートにして渡る←至って本気
とのことでしたが、ワニのいる川で、バナナをビート板にしながら泳いで渡るのはシュールすぎるので途方に暮れていたら、とある村人がカヌーを出してくれたので、無事渡河。

その後は永遠と徒歩徒歩徒歩。

最初こそ道が整っていたものの、だんだんと道は荒れていき、道は湿地帯へ。

軽い泥道なら何とか歩けたのですが、ひどくなると膝下10cmくらいまで埋まってしまう道が続きます。

その後は、水に沈んだ丸太の上を永遠と・・

RIMG0016_20120617214248.jpg



多少水に濡れることを覚悟してのクロックスでしたが、ここまでの悪路は想定外のようで、滑ってとても歩けるものじゃありません。

というわけで、途中からはずーっと素足に靴下。

さすがに、パプア人じゃないので、裸足は無理ですが、きっと人間の足は、元々こういうところを歩くようにできているんだなぁと関心してしまいました。

しかし、こんな悪路は生まれて初めてです。

あまりに疲れていたので写真がありませんが、道中のイメージはスターウォーズの、ヨーダのいた惑星ダゴバを想像してもらえるとそんなに違ってはいないはずです。

そんな道を永遠3時間ほど歩くとようやく到着。

久々に患者さんとも再開しました。
この患者さん病院に入院していた時には両足がほぼ完全に麻痺していて、全く歩けなかったのですが、現在は杖を使って一人で歩けるとのこと。

同じ病気になった後歩いている患者は知っていましたが、なかなか良好なので、一安心と言ったところ。

さて帰ろうかと思ったのですが、そろそろ日没。
そして雨。
しかも大粒。

自分は次の日にJICAのオフィサーが来るのでできればその日中に帰りたかったのですが、これでは無理すると命の危険があるので、やむを得ず患者さんの家で就寝となりました。

次の日は夜明けとともに起床。
オフィサーが朝7時半にポポンデッタに到着するので、それまでには最低でも病院のスタッフに電話をしなければなりません。

当然ジャングルど真ん中では携帯も使えないのですが、何でも聞くと山の上でなら電話はできるとのこと。

と言うわけで、2日目は昨日よりもぬかるんでいる道を突き進み、まずは身近な山に登山。


何とか携帯でエルシーにJICAのオフィサーの帯同をお願いして、その後はろくに休むこともなく強行軍。

4時間半を歩き続け何とか車についたときにはへとへとになっていました・・

元協力隊隊員の話では、ビレッジを訪問することが協力隊員冥利に尽きる。だそうですが、とりあえずしばらくは訪問しなくてもいいかなといった心地。
しかし、ああいう道を毎日往復するパプア人。
そのたくましさ恐るべきです。
Lukim yu gen


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電話をするために登った山頂。この場所を発見した!と嬉嬉と語るパプア人は元気ですが、さすがのルーカスにも疲労の陰が・・



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少年のこぐカヌー。湿地帯や川はカヌーで渡ります。



RIMG0029.jpg
出してもらったご飯。きっと本来はおいしいはずなのですが、塩が切れていたので、味は素材の味のみです

話の前に写真を一つ。




これは、リハビリ室の壁紙。
といっても、日本のチラシなどの切り抜きですが、これはリハビリ室を訪れる子供のために、みんなでつくったものです。

というのも、子供のリハビリ室への恐怖感を少なくするため。

以前のコンクリート打ちっ放しに比べるとずいぶんましになったと思うのですが、それでも子供が初めてリハビリ室に来ると泣き出す子がけっこういます。

たぶん見知らぬ場所に、見知らぬ外人(私です)がいることが主な原因なのですが、これは、その対策の一環。

以前試しに子供用のあめ玉を用意しておいたこともあるのですが、ルーカスとエルシーに全部食べられてしまったので、今回は視覚的効果を狙ってみたわけです。

その効果のほどはというと・・

なんと絶大でした!

まめに外来患者でくる患者さんのひとりで、バーバラという子がいるのですが、この子はなかなか手強い患者のひとり。
リハビリ中に泣き止むことはほとんどなく、僕を見かけただけで大泣きが始まります。

というわけで、最近はエルシーにこの子を見てもらっていたのですが、なんと、この壁紙を貼ってから、彼女の大泣きが激減!
エルシー曰く、なんでもきかんしゃトーマスの写真を指さすと泣き止むとのこと。

なんということもなく選んだ一枚でしたが、まさかの効果を挙げています。

というわけで、最近トーマスに感謝しているのですが、実はこのトーマス。パプアでもよく知られているとのこと。

調べてみると元はイギリスのテレビアニメ(原作は絵本)で、
原題はThomas The Tank Engineとのこと。
いかついネーミングですが、子らからずいぶんと役になってくれそうです。
Lukim yu gen

唐突ですが、それは、パプア隊員共通の夢といっても過言ではないでしょう。

日本では10年以上前から当然のごとくインターネットは定額制で、今ではダウンロードに一日数ギガバイト使うのは当然。
おそらく日本ではこの文章何メガバイトだろう?
と事細かに調べる人はごく少数なのではないかと思います。

でも、それは日本でのこと。

ブログでも何度も紹介しましたが、パプアのインターネットは従量制でとにかく高い!
一日にメールチェックとニュースをちょっと見て、週に1回程度Skypeするだけで、軽くK100(4000円くらい)を超えます。

ちなみに、僕は日本に残してきた彼女などがいるわけじゃないので、そんなにインターネットは使わない方ですが、彼女がいる隊員などは、月にK300(1万2千円位)超える人もしばしば。

日本円にして月の生活費が約4万円なのに、そのなかの1万円以上を費やしている換算でしょうか。
ちなみに、こういう状態のことを、「パケ死」とパプア隊員間では呼ばれています笑

まぁ値段云々についてはこのくらいにしておきますが、今日は何について書くのかというと、その定額制が(一部)使えるようになったということです!

正確に言うと定額制というよりも、月額プランなのですが・・

なんでも、今日始めたプランはK80先に払うと、月に500メガバイトまでは使い放題とのこと。

今までは、一日5メガバイトくらいに押さえていたので、それが一日約16メガバイトまで使える換算になるので、大分生活が向上する予定なわけです。

ちなみに、その手続きにひともめありました。

今日の朝オフィサーから、SMS(ショートメッセージ)で1634と打って送信し、月額プランを選ぶと使えるようになると聞いたのですが、家に帰って1634に送っても、エラーメッセージがでるだけで、さっぱり使えるようになりません。

また、ガセ情報をつかまされたかと思って、もう一回ノートパソコンを持ってオフィスを伺うと、その番号で正しいはずだとのこと。

オフィサーが僕のパソコンを使って操作するのを見ていると、SMSで宛先を1634。メッセージの内容をMonth。
もう一回同じ宛先に、今度はBal(Balanceの略)と書いて送ると、確かに月額プランが使えるようになっています。

オフィサーがどや顔でやって見せてくれたわけですが・・
こんなのわかんねーっつーの!

何はともあれ、ようやく使えるようになった月額プラン。
早速自分でも使ってみると、なかなかいい感じです。

「これは他の隊員にも伝えなければ!」という使命感に燃えて、友人に電話してみたところ衝撃の事実が!

というか、みんなすでに知っていました・・

長い間隊員が派遣されていなかったオロ州のパイオニアとして、一人任地に派遣されて1年5ヶ月。
他の隊員もいないので、マンギー(パプア人一般男性)に囲まれながらたくましく生きてきた(つもりの)私・・

他の隊員がいないため、情報から断絶しているということに気づき、ちょっと悲しくなってしまいました泣
Lukim yu gen
 

プロフィール

イトウくん

Author:イトウくん
青年海外協力隊で、パプアニューギニアに派遣中のイトウです。
たまにぼちぼち更新してます。自他共に認める筆不精ですが、好意的なコメントは常時募集中。また、厳しいご指摘も、テレパシーで受け付けております。

 
 
 
 
 
 

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